最近、助成金に関するお問い合わせや、相談を受けることが増えています。
「助成金」とは、国が事業所に支給する、返済不要のお金です。
そう聞いたら、「うちでも何とか貰えないかしら・・?」そう考える事業主さんは多いはずですよね。

しかし、助成金をもらうためには、いくつかのハードルがあります。
今回は、助成金を受給する条件のうち、必須とも言える大事な条件についてご説明します。

助成金にはいろんな種類があり、それぞれの助成金には、受給するための条件があります。
そして、それらの条件の中には、すべての助成金に共通する条件があるのです。

まず、第一の条件として、雇用保険に加入していること。
助成金の原資は、雇用保険料です。
そのため、雇用保険に加入している事業所しか受給申請ができないことになっています。

次に、支給決定の審査に必要な、書類の整備をしていること。
この書類とは、従業員の勤務状況が分かる出勤簿や、給与額がわかる賃金台帳や給与明細書、従業員の個人情報を記載した労働者名簿などです。
これらは法律上、事業所に備え付けていなければならないことになっており、求められたらすぐに提示できなければなりません。
またこれらの整備書類は、助成金申請用に作った物ではなく、事業所で保管している物と同じものでなければならないと、通達が出ていますので、注意してくださいね。

次に、支給申請の1年前から労働法違反がないこと。
法律に違反するような長時間労働がないか、残業代がきちんと支払われているか、などが見られます。
この条件により、支給申請をしても不支給になるケースはもちろんあります。

あとは、過去3年間に助成金の不正受給をしていないこと。
過去に、労働保険料が未納入になっていないこと。
などなど。
最低限の条件だけでも、たくさんあるのです。

助成金の受給を考えている事業主さん。
まずは、事業所で法律違反がないかどうか、備えるべき書類がちゃんと作られているかどうか。
そのあたりのチェックをまずはしてみてくださいね。
その上で、助成金の受給をお考えでしたら、どんな助成金が受給できそうか、アドバイスさせていただきます。
お気軽にご相談くださいね。