4月に入りました。
4月と言えば、新入社員が入る時期でもあります。
前回、労働保険の加入条件についてまとめましたので、今回は社会保険について、まとめてみます。

社会保険とは、健康保険と厚生年金保険の総称のことです。
この二つの保険は、会社が従業員を加入させる保険で、加入手続きや保険料の納付などを一緒におこないます。
そのため、加入条件についても、全く同じとなっています。

まず、加入する事業所自体の条件があります。
法人であれば従業員が一人でもいれば、必ず加入することになります。
例えば、まだ設立してまもなく、社長が一人で業務を行っている会社についても、社会保険に加入するのです。
しかし、個人事業の場合、従業員が5人以上いて、初めて社会保険への加入が義務付けられます。
気を付けなければならないのは、個人事業の場合、事業主自身は社会保険に加入できない、という点です。
事業所の従業員数が一定数いて、事業所が社会保険に加入したとしても、事業主自身は社会保険に入らず、国民健康保険へ加入することになるのです。

では、今度は、従業員の加入条件についてです。
社会保険には、その会社の正社員の1週間の労働日数と労働時間に対し、どちらも4分の3以上ある場合に加入することになっています。
ですから、パートやアルバイトに関しては、なかなか加入するに至らない方が多いのではないかと思います。

ただし、従業員数501人以上の大きな会社については、パートの社会保険加入条件が違います。
週20時間以上の労働時間があり、賃金が月88,000円以上で、1年以上継続して雇用する見込みがある、などの場合に、社会保険に加入させることになっています。
社会保険は、保険料もそこそこ高くなりますし、半分が会社負担ということで、加入することを渋る事業主さんも少なくありません。
しかし、加入条件をちゃんと把握し、加入手続きをすることをお勧めします。